ニュース 社会 作成日:2021年5月18日_記事番号:T00096182
台湾電力(台電、TPC)は17日夜、電力不足のため午後8時50分から輪番停電を実施すると発表した。13日に続き、5日間で2度の大規模停電に厳しい批判が起きているが、それと同時に今回、前回といずれもC組とD組が停電の対象となったことに疑問の声が上がっており、TPCが説明を行った。
交通信号が消え、台北市内湖区の民権大橋では、警察官が交通整理した(17日=中央社)
TPCによると、輪番停電には突発的な事故が発生した際に実施される緊急停電と、保守点検などの際に前もって計画される計画停電の2種類が存在する。人為ミスによる故障が原因となった13日と、緊急に電力不足が生じた17日の停電はいずれも緊急の輪番停電だった。
TPCは一般利用世帯をA~Fの6組に分けており、このうち2組を年度ごとに緊急停電の対象とし、それ以外の4組を計画停電の対象とすることを決めている。今年はC組とD組が緊急停電の「当番」となっているため、緊急停電が実施された場合はいずれもこの2組が対象となるというわけだ。
また、緊急停電の対象となる2組は毎年自動的に交代するのではなく、一度も緊急停電が実施されなかった場合は翌年も引き続き対象となる。A組とB組が当番に当たった17年に大規模停電が発生して以降、緊急停電は実施されていなかったため、C組とD組が18年から継続して当番に当たっていた。
17日の停電は、13日に稼働を停止した興達発電所(高雄市)で電力供給量が十分に回復していなかったことに加え、水不足で水力発電によるカバーができなかったことや新型コロナウイルスの感染拡大で外出しない人が増え、家庭での電力消費が増えたことも要因となったとされており、今後も緊急停電が実施される可能性は排除できない。
自分がどの組に属しているかは、電気代の請求書に記載されている「輪流停電組別」の個所を見れば知ることができる。電気代請求書に「C」または「D」と記載されていた場合は、停電の可能性を頭の隅に置いておいた方がいいかもしれない。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722