ニュース 医薬 作成日:2021年5月19日_記事番号:T00096197
台湾大学医学院附設医院(台大医院)はきょう19日、従業員10人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。工務室の従業員が18日に発熱の症状があり、検査で陽性が確認されたことを受け、これまでに工務室の従業員36人が検査を受け、うち10人の陽性が判明した。中央社電が報じた。
台大医院。同院によると、感染が確認された10人の中に万華区に立ち寄った人がいたようだ(19日=中央社)
台大医院の王亭貴・副院長は、病院外から持ち込まれたウイルスによる感染であり、院内感染ではないと説明した。発熱の症状があった従業員は患者と接触していなかったという。
台大医院は感染した従業員が10日以降に立ち寄ったエリアを把握するともに、全従業員に対する検査を実施する。また、19日より▽通常の手術と新規の入院を中止する、▽外来診療を縮小する──などの措置をとる。
このほか、台大医院は19日より新型コロナウイルス感染症ワクチンの公費接種を停止する。政府からのワクチン供給が一時停止されたためだ。
台北市立聯合医院松徳院区(台北市信義区)の楊添囲院長は19日、台北市万華区に居住する薬剤科の1人と派遣ヘルパー1人、計2人の感染が確認されたと認めた。2人に接触はなく、院内感染ではないと説明した。
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