ニュース 公益 作成日:2021年5月19日_記事番号:T00096201
台湾電力(台電、TPC)は18日、17日夜に再び電力供給不足で輪番停電(計画停電)を実施したことについて、具体的な数値で停電理由を説明した。19日付経済日報などが伝えた。

TPCは▽発電設備の大規模補修による発電容量の減少分が457万キロワットに達し、供給予備力の10%を占める、▽17日のピーク時の電力消費量が3,744万3,000キロワットに達し、予想を上回り、5月としては過去最高を記録した、▽17日午後7時半時点でも電力消費量が3,500万キロワットに迫っていた──という3点を理由に挙げた。
電力供給能力の回復に向けては、行政院原子能委員会(原能会)が15日、当初26日までの予定だったTPC第3原子力発電所(屏東県)1号機の定期検査を前倒しし、稼働再開を認めたが、まだ稼働には至っておらず、停電の再発を招いてしまった。
2回の輪番停電、賠償6億元へ
一方、13日と17日の輪番停電でいずれも対象となった「C組」「D組」の契約者から不満が爆発したことから、TPCの楊偉甫・董事長は18日夜、年内に再び輪番停電を実施する場合、「C組」「D組」を対象にしないと言明した。
楊・董事長はまた、2回の輪番停電で影響を受けた世帯に対する賠償額が総額6億台湾元(約23億円)近くになるとの見通しを示した。当月の電気料金から賠償分を差し引いて請求する。
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