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香港の台湾での窓口機関、一時閉鎖/台湾


ニュース 政治 作成日:2021年5月19日_記事番号:T00096203

香港の台湾での窓口機関、一時閉鎖/台湾

 香港政府は18日、台湾での窓口機関である「香港経済文化貿易弁事処(台湾)」(台北市)を18日から「一時閉鎖」すると発表した。香港政府報道官は「今回の措置と台湾の新型コロナウイルス感染拡大とは関係ない」と説明した。

 台湾と香港の関係は中台関係の悪化に伴い冷え込んでおり、香港では台湾の窓口機関である台北経済文化弁事処(駐香港弁事処)の職員のビザ延長が認められず、ビザの期限が切れる今年末で同弁事処が閉鎖に追い込まれる可能性が浮上していた。このため、今回の香港側の動きは台湾の駐香港弁事処閉鎖に向けた布石ではないかとの見方が浮上している。

 19日付自由時報によると、台湾の大陸委員会(陸委会)は「香港政府の一方的な決定は非常に遺憾だ」とした上で、駐香港弁事処の業務は継続すると説明した。

 中台交流団体、中華亜太菁英交流協会の王智盛・秘書長は、香港政府が閉鎖の具体的理由を説明していない点を挙げ、「政治的介入があった」との見方を示した。その上で、香港国家安全維持法の施行後、中国の中央政府と香港政府は台湾による香港民主化勢力への支持を「域外勢力の介入」と見なし、何らかの行動で阻止する必要があったと指摘した。