ニュース 公益 作成日:2021年5月21日_記事番号:T00096265
経済部は相次ぐ停電発生を受け、台湾電力(台電、TPC)の発電負荷を軽減するため、産業界に自社の発電設備活用など協力を要請している。21日付工商時報が伝えた。

まず、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)や液晶パネルメーカーなどには、電力消費のピーク時になるべく自社の発電設備を用いるよう要請した。鉄鋼、石油化学企業には生産スケジュールの調整、コジェネレーション設備からの余剰電力買い取りなどを求めた。
王美花・経済部長は4日連続で朝晩、TPCを訪れ、電力の供給調整を指揮した。
新竹科学園区(竹科)、中部科学園区(中科)、南部科学園区(南科)の管理局も進出企業に対し、電力網の負荷軽減に協力するため、19日から21日まで節電と発電機稼働を文書で求めた。企業の支援による電力需要調整でTPCの供給能力には80万~90万キロワットの余裕が生まれるという。
猛暑とテレワークで電力需要
新型コロナウイルス市中感染が拡大する中、猛暑とテレワーク(リモートワーク、在宅勤務)の増加などで20日午後のピーク時の電力消費量が5月としては過去2番目の水準となる3,744万7,000キロワットを記録し、供給予備率が6.86%まで低下した。
TPCは定期検査が終盤に差し掛かった林口火力発電所(新北区林口区)新3号機の試験稼働で発電量を増やす一方、行政院原子能委員会(原能会)の同意を得て、第3原子力発電所(屏東県)1号機の稼働再開を前倒しし、徐々に出力を上げている。
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