中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）は25日、281人の新型コロナウイルス域内感染を確認したと発表した。また、システム登録が遅れていたとして、261人を追加した。合計542人。

　域内感染281人の県市別は、▽新北市、154人、▽台北市、49人、▽桃園市、16人、▽基隆市、10人、▽彰化県、10人、▽台南市、10人──などだった。発症日は７～24日。

　追加の261人は、▽台北市、155人、▽新北市、89人、▽桃園市、５人、▽宜蘭県、５人──などだった。発症日は２～22日。

　計542人の感染経路は▽台北市万華区に立ち寄り、186人、▽万華区の茶芸館関連、28人──など。111人はこれまでの感染者と関連が不明で、86人が調査中だ。

６人死亡

　指揮センターは同日、新型コロナウイルス感染で60代、70代、90代の６人（第1,341例、第2,558例、第2,719例、第3,031例、第3,242例、第4,648例）が死亡したと発表した。

　台湾での死者は計35人となった。

累計5456人に

　25日に発表した域内感染542人、海外で感染したとみられる輸入症例２人を合わせ、台湾での感染確認者は累計5,456人となった。

　内訳は、輸入症例が1,118人、台湾での域内感染が4,285人、海軍の敦睦遠航訓練支隊の集団感染が36人、航空機での感染が２人、感染経路不明が１人、感染経路調査中が14人。

　14人（第530例、第1,589例、第1,591例、第1,676例、第1,886例、第2,067例、第2,068例、第2,528例、第2,530例、第3,975例、第3,989例、第3,990例、第3,991例、第4,726例）は後に感染していなかったことが分かり、感染者リストから除外された。死者は累計35人。