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台湾全土で雨、中南部ダムにはほぼ流入なし/台湾


ニュース 社会 作成日:2021年5月25日_記事番号:T00096329

台湾全土で雨、中南部ダムにはほぼ流入なし/台湾

 24日は台湾全土で雨となり、各地のダムに計1,210万トンの水が流入した。ただ、雨は北部に集中し、流入分のうち900万トンを翡翠ダム(新北市)、250万トンを石門ダム(桃園市)が占め、深刻な水不足に見舞われている中南部のダムへはほとんど流入しなかった。25日付自由時報が報じた。

/date/2021/05/25/15water_2.jpg経済部水利署によると、24日午後に降った雨は、月初来で最多だった(24日=中央社)

 翡翠ダムでは24日午後に集水域に84万9,000ミリメートルの雨が降り、大台北地区(台北市、新北市、基隆市)の5日間の使用量に相当する水が流入した。貯水率は60.52%まで上昇した。

 石門ダムでも24日朝時点で貯水率が8.5%まで低下していたが、午後になって集水域付近に集中的に雨が降り、貯水率は9%まで上昇した。

 一方、中南部のダムでは流入量が▽宝山ダム(新竹県)・宝山第2ダム(新竹県)、5万トン、▽永和山ダム(苗栗県)、10万トン──にとどまったほか、▽明徳ダム(苗栗県)、▽徳基ダム(台中市)、▽日月潭ダム(南投県)──は流入量がほぼゼロだった。24日時点で日月潭ダムの貯水率は2%、明徳ダムは1%だ。

 交通部中央気象局は、30日以降に台湾に前線が接近するとみられるが、水不足を緩和するほどの雨量が期待できるかどうかは週末にならなければ分からないとコメントした。