ニュース 社会 作成日:2021年5月26日_記事番号:T00096355
新型コロナウイルスの市中感染拡大を受け、全県市で防疫レベル第3段階(レベル3)が続く中、マスク着用義務、店内飲食の禁止など関連規制の違反取り締まりを担う警察官の感染が相次いでいる。中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官の陳時中・衛生福利部(衛福部)長は25日の記者会見で、リスクの高い現場で活躍する警察官の苦労に思いを馳せ、言葉を詰まらせた。
台北市政府警察局万華分局・西門町派出所で23日、警察官1人の新型コロナウイルス感染が確認され、所属する全警察官と職員に検査が実施された。うち1人の感染が確認されたものの、感染者と濃厚接触があった5人と傷病休暇中の1人を除き、他の警察官は通常通り勤務を続けた。すると、感染拡大を懸念する声が強まった。そこで、25日に全員が隔離措置を取り、派出所を閉鎖して徹底的な消毒を実施した。現在は近隣の派出所から18人の警察官が応援に駆け付け、任務に当たっている。
台北市警・文山第一分局でも先ごろ、巡査1人の感染が確認された後、管理職や用務員の感染が発覚した。45人に対し検査を実施し、4人が隔離措置を受けている。
新北市政府警察局の蘆洲分局成州派出所(五股区)は、16日以降に警察官2人の感染が確認され、その他所員29人全員が隔離措置を取っている。新店分局・中民派出所(石碇区)は、23日に警察官1人の感染が確認され、7人が隔離措置を取っている。
25日の記者会見で警察官の相次ぐ感染について質問を受けた陳・衛福部長は、隔離措置を受けている者の行方が分からなくなれば、警察に捜査協力を求め、営業禁止の酒接待飲食業など八大産業がこっそりと営業していれば警察が取り締まり、マスク不着用のトラブルがあればこれも警察が対処に向かうと指摘した。目に涙を浮かべ、声を詰まらせながら、任務に当たる警察官の感染リスクは非常に高いと強調した上で、規則を無視してマスクを着けない者や、こっそりと営業を行っている業者は社会全体に負担を掛けていることを、よく考えるべきだと訴えた。
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