ニュース 電子 作成日:2021年5月27日_記事番号:T00096362
日刊工業新聞の報道を基に27日付工商時報などが報じたところによると、経済産業省の主導で、ファウンドリー最大手の台湾積体電路製造(TSMC)がソニーグループと合弁で、熊本県に半導体工場を建設するとの構想が浮上した。投資額は1兆円以上。自動車、工業、家電など向けのロジックICを、20ナノ~40ナノメートル製造プロセスで生産するとされる。
TSMCは26日、報道に対してコメントしないとした。ソニーグループの吉田憲一郎会長兼社長は、コメントは差し控えると述べた。
CMOS工場近くか
報道によると、両社は2021年に合弁会社を設立し、ソニーグループが相補性金属酸化膜半導体(CMOS)イメージセンサー(CIS)を生産する熊本県菊池郡菊陽町の工場近くに、新工場を建設する。ソニーグループが土地と工場棟を用意し、TSMCが製造プロセスの移転と量産を担う。
世界的な半導体の供給不足を受け、日本政府はTSMCの工場誘致を進めているとされる。TSMCはこれまで毎回、現時点で計画はないと回答している。
ただ、TSMCは今年2月、3次元(3D)IC材料研究開発(R&D)のため、最大186億円を投じて、100%出資の日本子会社を設立すると発表している。
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