ニュース 医薬 作成日:2021年5月27日_記事番号:T00096373
新型コロナウイルスの市中感染が急拡大し、26日の死者が11人に上る中、柯文哲・台北市長は同日、台湾製ワクチンの接種開始が8月にずれ込めば、死者はさらに増えかねないと懸念を示した。27日付中国時報が伝えた。
柯・市長(左)は、今後3カ月で新たにワクチンを確保できなければ、感染者数が急増するのは目に見えていると語った(26日=中央社)
蔡英文・総統は同日の民進党中央常務委員会で、既に3,000万回分近いワクチンを購入し、今後数カ月で届くと説明したが、柯・市長は「いったいいつになったら届くのか。漠然とした数字を言わないでもらいたい」といらだった。
また中央政府は27日にもアストラゼネカ製ワクチン2万2,000回分を配分すると台北市に説明したが、柯・市長は「少なくとも3万4,000回ないと足りない」と苦境を訴えた。
米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)のウィリアム・クリステンセン台北事務所長が26日、「台湾の感染者数はまだ少なく、ワクチンの配送基準はまだ話し合っている」と発言したことに対しては、柯・市長は米国側に「成長促進剤入りの(米国産)豚肉を食べ、(米国から)武器も買っているというのに、11人死亡は少ないというのか」と反発した。
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