ニュース 社会 作成日:2021年5月27日_記事番号:T00096381
全県市の防疫レベル第3段階(レベル3)が6月14日までに延長されたことを受け、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、引き続きレジャー娯楽施設の営業が禁止されている。そんな中、収入を確保しようとしてか、こっそりと営業を行い、警察に検挙される事例が相次いでいる。
内政部警政署によると、25日までに台湾全県市で既に173件の違法営業が検挙された(26日=中央社)
現在、防疫レベル3に基づき全県市で、▽外出時の常時マスク着用、▽レジャー娯楽施設の営業禁止、▽屋内で5人以上、屋外で10人以上の集会禁止、▽店内飲食の禁止、▽宗教施設の参拝禁止――などが求められている。
営業が禁止されるレジャー娯楽施設の中にはゴルフ場も含まれ、新北市では全てのゴルフ場に閉鎖を指示しているが、同市淡水区の揮皇ゴルフ場では防疫レベルが第3段階に引き上げられた今月15日以降も通常通り営業を継続しており、多い時には駐車場が満車となるほどの盛況ぶりだったという。
市民からの通報を受けて同市体育処が21日から26日にかけて4度にわたり揮皇ゴルフ場へ調査に訪れたところ、いずれも営業していたことが確認された。同市衛生局は、伝染病防治法に違反したとして揮皇ゴルフ場に30万台湾元(約118万円)の罰金を科すことを決定した。
このほか酒接待飲食業やバー、ナイトクラブなど含むいわゆる八大産業(ナイトライフ特殊産業)もレジャー娯楽施設に含まれ、桃園市のバーや南投県のマッサージ店が営業を続けていたとしてこのほど検挙された。
また、台中市のモーテルで25日、男女7人が集会規制に違反してパーティーを開いた上、薬物を使用していたとして摘発され、1人当たり30万元の罰金が科せられた。さらにモーテル側も事情を知りながら通報しなかったなどとして100万元の罰金処分を受けた。
蘇貞昌・行政院長は26日の会議で、ナイトライフ特殊産業の違法な営業継続はさらなる感染拡大の原因となり得るとして、警察に取り締まりを強化し、経営者を厳しく処罰するよう指示した。今後は違反した店舗で働く従業員なども罰則の対象に含めるとの認識を示した。
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