ニュース 医薬 作成日:2021年5月28日_記事番号:T00096393
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官の陳時中・衛生福利部(衛福部)長は27日、独ビオンテック(BNT)が開発した新型コロナウイルス感染症ワクチンの調達交渉の難航について、台湾側が提供した中国語版の報道資料に使用した「我国(我が国)」の文言をビオンテックが問題視したことが原因で、契約内容以外の影響を受けていると明らかにした。28日付中国時報が報じた。
陳・衛福部長は、昨年11月にビオンテックと直接交渉を開始し、12月31日に契約内容で合意に達したと説明した。今年1月7日に契約締結の旨を記した中国語版の報道資料を提供したところ、翌8日にビオンテックが報道資料上の「我国」の文言を問題視したため、「台湾」へと変更したが、ビオンテックは各国・地域へのワクチン供給量を見直す必要があるとして、契約の締結時期を数週間先送りしたと明らかにした。
一方、指揮センターの荘人祥・報道官は27日、ビオンテックのワクチンは直接契約を締結するか、台湾向けの販売代理権を獲得している中国の製薬メーカー、上海復星医薬を通じてドイツから輸入することになり、中国で生産されたワクチンが輸入されることはないとの見方を示した。
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