ニュース 金融 作成日:2021年6月2日_記事番号:T00096473
金融監督管理委員会(金管会)は1日、金融持ち株会社の台新金融控股が米生命保険大手プルデンシャルの台湾法人、保徳信国際人寿保険(プルデンシャル・ライフ・インシュアランス・カンパニー・オブ・台湾)を買収することを条件付きで認可した。2日付工商時報が報じた。
保徳信の董事長には、保険安定基金の蔡康・元総経理が就任。総経理は邢益華氏が留任する。株式譲渡は7月1日に完了する予定だ。
台新金控は昨年8月、保徳信の全株式を55億台湾元(約220億円)で取得すると発表していた。台新金控は保険業務への本格参入で、銀行、証券、保険をカバーする総合金融グループとなる。今年3月末現在で、保徳信の保険契約者は22万8,000人、有効保険契約数は74万5,000件、4月末現在の従業員数は1,036人となっている。
台新金控による保徳信買収には、▽契約者への保険サービスの中断がないこと、▽保険契約者の権益を守ること、▽3年以内は全従業員を継続雇用すること──などの条件が付いている。
一方、台新金控は保徳信買収資金の半額の27億5,000万元を彰化商業銀行に対する持ち株の売却で賄う。金融持ち株会社法の規定に基づき、台新金控が保有する彰化銀株はいったん台湾銀行が保管することになり、配当の受け取り以外の権限は行使できなくなる。
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