ニュース 医薬 作成日:2021年6月3日_記事番号:T00096492
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は2日、30代男性が英アストラゼネカ(AZ)製の新型コロナウイルスワクチンを接種後、血小板減少症を伴う血栓症(TTS)を発症したと発表した。AZ製ワクチンを巡っては、接種後ごくまれに血栓症を起こすことが知られており、台湾では初の事例となった。3日付自由時報が伝えた。
男性は5月12日にAZ製ワクチンの1回目の接種を受けた後、発熱などの異状を訴えたが、3日後には徐々に回復した。しかし、19日から、微熱、頭痛、腹痛などの症状が出たため医療機関に受診した。血液検査の結果、血小板の数値低下などが見られた。投薬治療の結果、3日以内に血小板の数値は正常に戻り、現在は一般病棟で経過観察している。頭部や腹部に血栓は見つからなかったが、専門家による検討の結果、男性はTTSと診断された。
衛生福利部(衛福部)伝染病防治諮詢会予防接種組の李秉穎・召集人は「(台湾での)TTSの発生率は100万分の2.1であり、発症の原因と体質は関連があるのではないか」と話した。TTSは白色人種で発生率が高く、英国では1回目の接種後のTTS発生率が100万分の12.3(5月1日現在)となっている。
台湾では3月22日~6月1日までに50万人以上がAZ製ワクチンの接種を受けた。
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