ニュース 社会 作成日:2021年6月3日_記事番号:T00096503
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は2日、長期介護施設30軒以上で新型コロナウイルスの感染が確認されており、うち台北市と新北市の2軒で計70人以上が感染し、7人が死亡したと説明した。3日付中国時報などが報じた。
文化大学は2日、宿舎を消毒した(2日=中央社)
新北市土城区の長期介護施設は2日、80代入院患者の感染が確認され、全員に簡易検査を行ったところ、33人が陽性となり、うち90代女性が死亡した。
医療応変組の羅一鈞・副組長は、長期介護施設は高齢者が多く、居住者の間で感染が広がりやすいと指摘した。
指揮センターは、公費によるワクチン接種対象者の優先順位について、「長期介護・社会福祉施設従事者、被介護者」を5位に従来の6位から繰り上げ、「75歳以上の高齢者」を6位に加える方針だ。
このほか、新北市淡水区の馬偕紀念医院淡水院区で患者や付き添い、看護師の計13人の感染が確認された。台北市士林区の中国文化大学の宿舎で4人の感染が確認され、全員の検査で14人が陽性となった。
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、京元電子(KYEC)の苗栗県にある外国人従業員向け宿舎では、2日間で13人の集団感染が確認され、全員の検査で26人が陽性となった。
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