行政院主計総処は４日、2021年の実質域内総生産（ＧＤＰ）成長率予測値を5.46％へと、２月時点の予測より0.82ポイント上方修正した。
今年第２四半期以降の予測値は▽第２四半期、6.93％▽第３四半期、3.33％▽第４四半期、3.16％──。
昨年第４四半期は5.15％に、昨年通年は3.12％に上方修正した。今年第１四半期は8.92％（速報値）に上方修正した。
主計総処は、５月中旬より新型コロナウイルス域内感染が急拡大しているものの、仮に第３四半期に感染拡大を抑制でき、輸出産業の製造業の生産活動に影響が出なければ、経済成長は楽観できると説明した。
市場では、新型コロナの防疫レベルが第３段階に（レベル３）に引き上げられたことで、経済成長に懸念が出ていた。中央社電が伝えた。
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