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CSC一部製品の輸出中断、台湾市場向けを優先/台湾


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2021年6月7日_記事番号:T00096553

CSC一部製品の輸出中断、台湾市場向けを優先/台湾

 鉄鋼最大手、中国鋼鉄(CSC)は4日、グループ各社による売り惜しみ行為防止と、工作機械業界などの原材料不足解消に向け、業界団体と共に調査を進める一方、台湾市場向け需要を優先し、一部鉄鋼製品の輸出を一時中断すると発表した。5日付経済日報が伝えた。

 CSCは既に3日の段階で同業他社、顧客に市場秩序の維持を呼び掛けた。CSCと経済部工業局、台湾鋼鉄工業同業公会(鋼鉄公会)の3者は2日、機械業界団体の台湾機械工業同業公会(TAMI)、台湾工具機・零組件工業同業公会(TMBA)に対し、加盟各社への原料供給ルート、価格の上昇幅、供給状況を調べるよう文書で求めることで一致した。

 CSCは、自発的に現在の供給体系を調査し、(グループ内で)売り惜しみで値段をつり上げる投機行為が明らかになれば、原材料供給の削減や停止、契約解除などによって、共同で市場の秩序を守っていくとした。CSCグループ以外で問題が認められた場合には、公平交易委員会(公平会、公正取引委員会に相当)、行政院公共工程委員会(公共工程会)、経済部工業局にも協力を求める。

 TMBAの許文憲・理事長は、今回は掛け声だけに終わらないように、CSCにはやるといったらやり遂げてもらいたいと述べた。