ニュース 電子 作成日:2021年6月8日_記事番号:T00096576
鴻海精密工業傘下の半導体製造設備メーカー、京鼎精密科技(フォックスセミコン・インテグレーテッド・テクノロジー、fiti)は7日、苗栗県の竹南工場で外国籍労働者6人の新型コロナウイルス感染が確認され、消毒作業や従業員の全面検査のため、竹南工場を同日より2日間稼働停止すると発表した。また8日、検体採取が9日にずれ込む見通しとして、稼働停止期間を3日間に延長した。中央社電などが伝えた。
京鼎精密は、稼働停止による損失は、生産体制の調整でカバーできると説明した(8日=中央社)
京鼎精密は9日、台湾籍の従業員約430人の検査を行う予定だ。
京鼎精密の7日発表によると、稼働停止により6月の生産量と売上高が2~3%減少する見通しだ。
京鼎精密は、半導体製造装置大手の米アプライド・マテリアルズの製品を受託生産しており、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)などに化学気相成長(CVD)装置やエッチング装置などを供給している。
外国籍労働者の新型コロナ感染拡大を受けた電子メーカー大手の工場稼働停止は、半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、京元電子(KYEC)に続いて2社目だ。
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