ニュース 社会 作成日:2021年6月10日_記事番号:T00096643
新型コロナウイルスの急速な市中感染拡大に伴い、医療現場や隔離施設で関連物資の不足が懸念される中、芸能人から物資の寄贈が相次いでいる。
ロックバンドの五月天(メイデイ)など人気ミュージシャンが多数所属するレコード会社、相信音楽国際(B’INミュージック・インターナショナル)から先ごろ、「台北市、新北市の病院14カ所に、人工呼吸器66台を寄贈したい」と電話があったと、ある医療機器販売会社の社員が8日、フェイスブック(FB)で明らかにした。
この社員は、感動のあまり電話口で涙がこぼれたそうだ。この善意により多くの患者が助かってほしいと願うとともに、コロナ禍が過ぎ去った後、全社を挙げてメイデイのコンサートに行きたいとコメントした。
相信音楽は9日、重症患者向け人工呼吸器の提供が急務となっているとの情報を入手し、寄贈を決めたと説明した。最前線に立つ全ての防疫ヒーローや市民と力を合わせ、この難局を乗り越えたいと表明した。
メイデイは先ごろ、医療関係者を励ますため、長庚紀念医院の院内で、メイデイの楽曲「勇敢」を放送することを許可していた。
一方、女性タレントの「小S」こと徐熙娣は、防疫ホテルに隔離されている感染者が脱水症状となっても、アルカリイオン水などを買いに行ったり、点滴を打つこともできないという情報を聞き付け、夫と娘と共に、数十箱を購入し、防疫ホテルに送り届けた。
小Sは特に公表していなかったが、防疫ホテルの関係者がフェイスブックに投稿し、明らかとなった。小Sは8日、フェイスブックでこの投稿をシェアし、「台湾の医療、患者のために協力するのは当然」と書き込んだ。するとコメント欄には「素晴らしい」「あなたを誇りに思う」と称賛の声が並んだ。
芸能界からはこのほか、俳優の張鈞甯や検場、潘逸安が医療機関に防護服や食品、飲料を寄贈するなど、支援の手が続々と差し伸べられている。
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