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ディーゼル油、全面ゼロ関税を決定


ニュース 石油・化学 作成日:2008年8月20日_記事番号:T00009668

ディーゼル油、全面ゼロ関税を決定

 
 行政院物価安定作業グループは19日、「その他ディーゼル油」(テスト用)の輸入に対するゼロ関税措置を決定した。財政部は、近日中に税関輸入税則修正案を行政院に提出して承認を得た後、立法院に送付する。現在「一般ディーゼル油」(温度15度で比重が0.85~0.90のもの)はゼロ関税となっているが、その他ディーゼル油には5%の関税がかけられている。今回の決定によりディーゼル油はすべてゼロ関税措置が導入されることになる。20日付工商時報が報じた。

 一方経済部ではガソリン、航空燃料、灯油などの輸入関税撤廃も求めているが、財政部は税収への影響が大きいとして反対の立場で、いまだ承認されていない。

 その他ディーゼル油の関税撤廃による税収減は通年で2,700万台湾元(約9,450万円)余りとなる一方、ガソリン、航空燃料、灯油の場合は16億~19億元に上るとみられる。