ニュース 政治 作成日:2021年6月16日_記事番号:T00096713
中国軍機28機が15日、台湾の防空識別圏に進入した。国防部が昨年9月に中国軍機の動向を速報で公表し始めて以降で最多となった。主要7カ国首脳会議(G7サミット)の共同宣言に「台湾海峡」が明記されたことに対抗する意図があるとみられる。16日付自由時報が報じた。
15日に飛来したのは、▽「運8」、対潜哨戒機1機、▽「轟6」、爆撃機4機、▽「運8」、電子情報収集機1機、▽「空警500」、早期警戒管制機2機、▽「殲16」、戦闘機14機、▽「殲11」、戦闘機6機──の計28機で、いずれも台湾南西沖の方空識別圏に進入し、うち10機は混合編隊を組み、バシー海峡を超え、台湾南東沖に達した。
専門家からは中国空軍が遠距離訓練を行う傾向を強めており、台湾東部の佳山基地(花蓮県)や志航基地(台東市)が脅威にさらされるとの指摘が出ている。
国防安全研究院中共政軍・作戦概念研究所の舒孝煌・副研究員は「殲16と殲11は航続距離が2,000キロメートルを超え、遠距離作戦に有利だ。早期警戒管制機や電子情報収集機を組み合わせることで、中国軍の『共同作戦』『遠距離体系化訓練』の目標に徐々に近づいている」と分析。今後は台湾北部沖や宮古海峡経由のルートを飛行する可能性があると予測した。
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