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聯華のMEMS生産ライン、年内に完成か


ニュース 電子 作成日:2008年8月20日_記事番号:T00009674

聯華のMEMS生産ライン、年内に完成か

 
 聯華電子(UMC)が微小機械電子システム(MEMS)への参入準備を進める中、年内にも1本目の生産ラインの設置作業が完了する見通しであることが分かった。2009年上半期にも量産体制が整うとみられる。20日付電子時報が伝えた。

 聯華電子のMEMSへの参入計画は水面下で着々と進められている。当初は同社が出資するMEMS受託生産メーカーの亜太優勢微系統(APM)が生産を主導するとみられていたが、聯華電子本体も生産ラインの設置作業を進めている。

 聯華電子はCMOS(相補性金属酸化膜半導体)技術による前工程だけでなく、MEMS本体を製造する後工程にも参入し、一貫生産体制を整える見通しだ。当初は0.30マイクロメートル技術による受託生産を行い、最終的には0.13マイクロメートル技術を採用する。

 ただ、市場関係者は台湾積体電路製造(TSMC)の経験からみて、聯華電子による本格的な量産時期は09年下半期になると予測した。