ニュース その他分野 作成日:2021年6月18日_記事番号:T00096772
中央銀行(中銀)は17日、第2四半期の理事監事聯席会議を開き、2021年の域内総生産(GDP)成長率の予測値を5.08%とし、3月時点の予測(4.53%)から0.55ポイント上方修正した。18日付工商時報が伝えた。

楊金龍・中銀総裁は「世界的な景気回復が台湾の輸出を支え、民間投資も穏やかに回復する」とした上で、成長は上半期が下半期を上回るとの見方を示した。新型コロナウイルス感染症の流行の影響で「V字回復」にブレーキがかかるとの判断だ。
楊・総裁は「5月中旬以降、コロナの域内感染が急拡大し、個人消費が落ち込んだが、幸い輸出と民間の投資活動は続いた。第2四半期の経済成長はやや鈍化が見込まれる」と指摘した。
今年下半期に向けては、主要国で新型コロナのワクチン接種が進むことなどで世界的な景気回復が進み、台湾の輸出を後押しすると予想。第3四半期については不確定要素があるが、第4四半期は反発が見込まれるとした。
政策金利は、市場予測通りに過去最低水準の1.125%に据え置かれた。5四半期連続での据え置きとなる。
楊・総裁は「不動産市場の動向と不動産ローンのリスク管理を緊密に注視し、選択的ローン規制の効果を引き続き見極め、タイムリーに調整を検討する」と述べた。
消費者物価指数(CPI)上昇率については、上半期が1.51%、下半期が1.69%、通年で1.6%と予想した。インフレ圧力は引き続き低い見通しだ。
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