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《ワイズ横丁》音楽でコロナ禍を乗り切れ、人気歌手がコラボ応援歌/台湾


ニュース 社会 作成日:2021年6月18日_記事番号:T00096778

《ワイズ横丁》音楽でコロナ禍を乗り切れ、人気歌手がコラボ応援歌/台湾

 新型コロナウイルスの防疫レベルが第3段階(レベル3)が28日まで延長され、多くの市民が感染への不安を抱えた生活を続ける中、こうした不安を和らげ、防疫の最前線で奮闘する医療関係者らを勇気づけようと、人気歌手がコラボするチャリティー動画の発表が相次いでいる。

 6月26日に予定されていた授与式が延期となった台湾最大の音楽賞、金曲奨(ゴールデン・メロディー・アワード)の公式サイト上に、今月5日、アイドルグループ、S.H.Eのメンバー、田馥甄(Hebe)や人気バンド、魚丁糸(Oaeen、蘇打緑から改名)ボーカルの呉青峰など、金曲奨受賞経験のある歌手11人が参加して中国語曲『手牽手(手に手を)』を歌うミュージックビデオが発表された。

 『手に手を』は2003年に新型肺炎(SARS)が流行した際に応援歌として制作され、当時86人の歌手やタレントが参加して歌う動画が発表された楽曲だ。

 今回の新型コロナウイルス感染拡大を受けて『手に手を』の制作に関わった作詞家、陳鎮川が再びミュージックビデオを制作しようと発案し、11人の人気歌手が呼び掛けに応じて実現した。動画の最後にはそれぞれの歌手からのメッセージが表示され、呉青峰は「心の中で手を取り合おう、われわれが立ち向かうべき敵はウイルスであり、お互いではない」と団結を呼び掛けた。

 一方、レコード会社の豪記唱片(HCMミュージック)も17日、所属する23人の人気台湾語歌手が参加する応援歌『讓愛飛翔(愛を飛び立たせよう)』のミュージックビデオを発表した。HCMミュージックによると、歌手たちに台湾各地の自宅で歌う姿を撮影してもらって制作したそうだ。

 動画制作に参加した歌手の1人で「台湾語ラブソング女王」と称される龍千玉は、「みんなのために何かしたいと思っていたところ、レコード会社から連絡を受けてうれしかった」と述べた。

 一方、テレビの司会者としても活躍する朱海君は、「歌っているときは皆が勇敢にコロナと戦っている場面を思い浮かべた。特に最前線で奮闘する医療関係者らのことを思うと涙が頬を伝った」と語った。

 HCMミュージックが所属歌手を総動員してチャリティー曲を発表するのは2014年に高雄市で大規模ガス爆発事故が発生して以来で、ネットユーザーからは感動の声が数多く寄せられている。