中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）は21日、75人の新型コロナウイルス域内感染を確認したと発表した。１日当たりの感染確認数が100人を下回るのは、５月15日に台北市と新北市で、新型コロナ防疫レベルが第３段階（レベル３）に引き上げられて以降で初めてだ。

　県市別の内訳は、▽新北市、38人、▽台北市、22人、▽桃園市、５人、▽苗栗県、３人──などだった。台北市と新北市以外の15人の感染経路は特定できている。

　指揮センターが21日に発表した死者は20人だった。台湾での死者は計569人となった。

　台湾での感染確認者は累計１万4,080人となった。内訳は、輸入症例が1,165人、台湾での域内感染が１万2,862人、海軍の敦睦遠航訓練支隊の集団感染が36人、航空機での感染が２人、感染経路不明が１人、感染経路調査中が14人。20日時点で98人は後に感染していなかったことが分かり、感染者リストから除外された。

　５月11～６月19日に感染を確認したと発表した１万2,697人のうち、7,534人が隔離を解除された。

週末は127人増・107人増

　19日に発表した域内感染者は127人で、県市別の内訳は、▽新北市、81人、▽台北市、30人、▽桃園市、８人──などだった。台北市と新北市以外の16人のうち、４人がこれまでの感染者との関連が不明だ。同日発表した死者は20人だった。

　20日の域内感染者は107人で、県市別の内訳は、▽新北市、44人、▽台北市、31人、▽桃園市、16人──などだった。台北市と新北市以外の32人のうち、２人がこれまでの感染者との関連が不明で、３人が調査中だ。同日発表した死者は11人だった。

　19～20日に発表した輸入症例は、▽インドから帰台した台湾籍10代男性１人（19日発表）、▽日本から入境した台湾籍20代女性１人（20日発表）、▽フィリピンから入境したフィリピン籍20代男性１人（20日発表）──の計３人だった。

【セミナー情報です】

指示待ち部下、いませんか？自立型社員の育成をサポートします！日系企業の台湾人向け中堅社員研修。
６月25日開講。オンラインセミナー受付中！
検索は「６月、中堅社員研修」。

【セミナー情報の詳細はこちら】
https://www.ys-consulting.com.tw/seminar/92158.html