ニュース 公益 作成日:2021年6月24日_記事番号:T00096864
台湾電力(台電、TPC)台中火力発電所の大気汚染軽減に向け、ガスコンバインドサイクル発電設備2基を新設する計画に対し、内政部営建署がTPCに特別建築免許を付与したことを受け、盧秀燕・台中市長は23日、「法を踏み越えた行為」と批判。同計画を巡り台中市政府が実施中の都市設計審議が完了しない限り、着工は認めないとの考えを示した。24日付経済日報が報じた。
盧・台中市長は、新型コロナウイルス禍の市民の不安感を考慮していないと批判した (台中市政府リリースより)
台中火力発電所のガス発電設備新設計画は当初、今年下半期に着工される予定だったが、台中市の都市設計審議が15カ月たっても完了せず、スケジュールに遅延が生じているため、中央政府が打開策を講じた。
盧・台中市長は、台中火力発電所は台湾全土に電力を供給する代価として、中部の住民の肺を犠牲にしてきたと指摘。その拡張計画について市が審議を行っている最中に、中央が裏口から許可を与えたことは法治を破壊する行為であり、台中人は受け入れられないと強調した。
一方で、老朽化した石炭発電設備をガス発電設備に交換すること自体に反対しているわけではないと説明。まず旧設備の撤去後に新設備を導入すべきと訴えた。
台中市の主張を受けて経済部は同日、対話により解決を図りたいとコメントした。
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