茂木敏充外相は25日午前の記者会見で、アストラゼネカ（ＡＺ）の新型コロナウイルス感染症ワクチンの海外供与に関連し、台湾には約100万回分の追加供与を行う予定と発表した。台湾への供与時期に関する質問に対しては、台湾ではワクチン不足が当面続くと承知しているとした上で、供与は７月１日以降で、「７月の中旬前となると思うが、具体的な日程は今後調整したい」と述べた。
茂木外相は25日、東日本大震災当時の台湾からの義援金などにも言及した（25日＝中央社）
日本からのワクチン供与は６月４日到着の124万回分を合わせて224万回分になる。蘇貞昌・行政院長は25日フェイスブック（ＦＢ）に、「ありがとう、日本！」と投稿し、感謝の意を示した。
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