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《ワイズ横丁》蘭嶼に2週間ぶりの貨物船、「やっと肉が食える」と歓声/台湾


ニュース 社会 作成日:2021年6月25日_記事番号:T00096898

《ワイズ横丁》蘭嶼に2週間ぶりの貨物船、「やっと肉が食える」と歓声/台湾

 台東県の離島、蘭嶼ではここ2週間、悪天候の影響で同島と台湾本島を結ぶ貨物船が運航を停止し、生活物資の供給が途絶えていたが、ようやく24日、荷物を満載した船が久しぶりに島に到着し、島民たちから歓声が上がった。

/date/2021/06/25/19food_2.jpgあっという間に商品が売り切れてしまい、遅れてやってきた島民は、「何も買えなかった」と泣き崩れた(24日=中央社)

 台湾域内で新型コロナウイルスの市中感染が急激に拡大し、台北市と新北市で防疫レベルが第3段階に引き上げられた5月15日、住民や観光客などを運ぶ客船の運航が停止され、日用品や食料品など島民の生活物資を輸送する貨物船のみが運航されていた。

 その貨物船も、季節風の影響で海が荒れ、高波が発生したため運航を停止。同様の状況が約2週間にわたり続いたため、島内のスーパーマーケットやコンビニエンスストア、農会(農協)販売施設の生鮮食品売り場から商品が消えてしまった。

 24日、天候が好転したことから貨物船が久しぶりに運航されることになり、コンテナ12個分の生鮮食品を含む生活物資を満載した船3隻が蘭嶼に到着すると、これを聞きつけた島民が船が来たことをこの目で確かめようと、大挙して港に押し寄せた。

 新鮮な野菜や果物、肉類が船から降ろされると、島民はスーパーや農協に移動した。小さな店舗内で、すし詰め状態となって奪い合いように商品を購入した。ある島民は、半月近く麺類や缶詰ばかり食べてきたといい、「やっと肉が食べられる」と喜びの声を上げた。

 今回到着した生鮮食品は約1時間ほどで売り切れてしまったそうで、通常、貨物船の運航は週に2度だが、蘭嶼郷公所は船会社に対し、26日にも船を出してほしいと要請した。

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