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太極能源、太陽電池の新工場稼働


ニュース その他製造 作成日:2008年8月21日_記事番号:T00009690

太極能源、太陽電池の新工場稼働

 
 広運集団傘下の太陽電池メーカー、太極能源科技(タイナジー・テク)が桃園県中レキ市(レキはつちへんに歴)に設置した太陽電池工場が稼働となり、20日に記念式典が行われた。21日付蘋果日報が報じた。

 謝清福広運集団董事長によると、最初の生産ラインは60メガワット(MW)規模。9月か10月に出荷を開始し、第4四半期中に大量出荷が実現する。また、2009年から10年にかけて生産能力を240MWまで拡大する。中国昆山工場の生産能力と合わせて、13年の段階で1ギガワット(GW)の生産能力達成を目指す。

 今年、同社の通年売上高は約20億台湾元(約70億円)で、利益を計上できる見通し。来年の売上高は5倍増の100億元を目指す。

 太極能源には広運集団が69.3%、シリコンウエハーの供給メーカーである米MEMCが10%を出資している。近く15億~20億元規模の現金増資を行って、戦略パートナーからの資金導入を拡大したい考えだ。

 同社は来年に興櫃市場(未公開株取引市場)に登録し、遅くとも10年に一部市場上場の申請も計画している。