ニュース 政治 作成日:2021年6月28日_記事番号:T00096921
呉釗燮・外交部長は23日、米CNNテレビの単独インタビューで、中国が軍事的行動を起こす可能性に触れ、「起こり得る軍事衝突に備える必要がある」との認識を示した。呉・外交部長は、「軍事衝突が発生しないことを願う」としつつも、中国政府が武力で台湾に侵略することを諦めていないとし、台湾の周辺地域で軍事演習を実施していることから、中国が台湾侵略を狙っているというのは事実だと信じざるを得ないと述べた。26日付工商時報が報じた。
呉・外交部長はまた、中国軍機が台湾の防空識別圏に進入する以外にも、認知戦争、新型コロナウイルスの死者数を誇張するなどのフェイクニュースなどで台湾の市民を混乱させていると指摘した。呉・外交部長は、台湾は中国との統一は受け入れられないと表明し、特に香港の状況を見れば、明らかだと述べた。
一方、中国国務院台湾事務弁公室(国台弁)の馬暁光報道官は25日、呉・外交部長の発言は、恥知らずで、ナチスの宣伝部長だった「ゲッベルス話術」だと批判した。馬報道官は、台湾海峡の情勢が複雑化したのは民進党や台湾独立主義者らのせいだと指摘した。▽国家主権と領土、▽台湾海峡の平和と安定、▽中華民族と根本的利益、▽両岸(中台)同胞の共同の利益──を守るため、民進党や台湾独立主義者による挑発的行為に対し各種対策を講じていると説明した。馬報道官はまた、呉・外交部長対し、台湾独立の立場を堅持するのであれば、壊滅的な失敗に終わるだろうと警告した。
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