ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2008年8月21日_記事番号:T00009697
中国鋼鉄の董事長に就任が内定している張家祝・中華大学校長(元交通部次長)は20日、経済日報のインタビューに答え、就任後はコーポレートガバナンス(企業統治)を重視し、優秀な人材の登用に努めるほか、政治的要素を全て排除することで、業績の向上を目指していく姿勢を強調した。
中国鋼鉄の董事長に就任した経緯については、「とても意外だったが、行政院長がわたしを信頼してくれて断ることもできず、待遇や利害をさほど考えず同意した」と話した。
就任後の抱負については、「行政院長からは中国鋼鉄があまりに政治化された存在になっているとの指摘があった。就任後は専門企業へと回帰を図り、支持政党にかかわらず優秀な人材を採用し、傘下企業90社についても見直しを図りたい」と述べた。
一方、中鋼の従業員には内部昇格ではなく外部から張家祝氏がトップに就任することに不満が少なくないとされる。組合との関係については「過去に中華郵政、台鉄などで組合と意思疎通を図った経験がある。中鋼でも従業員を尊重し、意思疎通を強化したい」と語った。
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