ニュース 家電 作成日:2008年8月21日_記事番号:T00009698
台湾フィリップスの照明事業部は9月に白熱電球や照明器具を約5%値上げする。電球大手の中国電器(チャイナ・エレクトリック・マニュファクチャリング)も、早ければ9月にT5、T8、T9の蛍光灯について、5%以下で値上げを行う。21日付工商時報が報じた。
台湾フィリップスは値上げの理由として、昨年来の人民元高や原材料価格の上昇で、輸入コストが増大したことを挙げている。同社は6月にも8%の値上げを実施しており、値上げは今年2回目となる。2009年1月にはその他の照明製品でも5~8%の値上げを予定している。
中国電器は、原材料の鉄鋼やアルミニウムインゴット、銅などが高騰によって全生産コストの60~70%を占めるようになり、電力および石油製品・ガス料金の上昇もあって、コストが吸収できなくなったことを理由に挙げている。蛍光灯の最も重要な材料である蛍光粉の価格が1~2割上昇したことも指摘している。
中国電器は今回の値上げに先立って、7月に同社100%子会社の冷陰極蛍光ランプ(CCFL)メーカー、東亜光電(TOAオプトロニクス)の一般照明器具の販売価格を6~10%値上げしている。
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