農産物市場運営会社、台北農産運銷（北農、TAPMC）など卸売市場での新型コロナウイルス感染症のクラスター（感染者集団）発生を受け、中央流行疫情指揮中心（中央流行疫情指揮センター）は30日、卸売市場の防疫管理措置に関するガイドライン（指針）を発表した。１日付自由時報などが報じた。
農・畜産・水産業の卸売市場303カ所が遵守すべき内容は、▽従業員はマスク、フェイスシールド、手袋を着用する、▽感染者が確認された場合、リスクがあるエリアを３日以上の営業停止とする、▽クラスターが発生した場合、最大収容人数を50％以下に制限する──など。
北農の関係者の感染確認は30日時点で計95人へと増加した。台北市万華区の環南市場で発生したクラスターは、同日時点の感染確認者が計66人となった。柯文哲・台北市長は30日、あす２日までに、北農など４社と環南市場の１万3,000人にワクチン接種、ＰＣＲ検査を実施すると表明した。
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