ニュース 社会 作成日:2021年7月5日_記事番号:T00097045
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)が毎日発表する新型コロナウイルスの1日当たり新規感染確認数がここ11日連続で100人を下回るなど感染状況が徐々に下火となっている。長引く外出自粛要請による「コロナ疲れ」か、各地の夜市(ナイトマーケット)や観光地で人出が急増しており、感染予防のため立ち入りが禁止されているエリアへの進入や、禁止されている行為を理由に、罰金処分を受ける事例も増えているようだ。
台北市大同区の寧夏夜市は2日夜、買い物客でにぎわった(2日=中央社)
台北市政府は6月28日、新型コロナウイルスの市中感染拡大を受けて閉鎖されていた夜市について、一部を除き条件付きで営業再開を認めると発表した。他の県市でも夜市が徐々に再開されている。
指揮センター指揮官の陳時中・衛生福利部(衛福部)長は4日、新型コロナウイルスの防疫レベル第3段階(レベル3)は、夜市や伝統市場の営業を禁止しているのでなく、▽店内での飲食、▽試食、▽食べ歩き──を禁止しており、テイクアウトかデリバリーは可能だと説明した。1.5メートルの社会的距離(ソーシャルディスタンス)確保を求めており、つまり2.25平方メートル当たり1人以下の密度で、例えば9,000平方メートルの夜市なら、1時間当たり入場者は2,000人と説明した。
ただ陳部長は、この週末の人出や車の通行量が前週に比べ、3~5%増加し、一部では7~8%増えたと指摘し、買い物は一度に十分な量を購入し、滞在時間を短くしてほしいと市民に呼び掛けた。
新北市八里区の淡水河沿いの観光地、八里渡船頭老街では3~4日、大勢の人出でにぎわい、食べ歩きをしたり、座席でゆっくりと飲食を楽しんだりする姿がみられた。警察の取り締まりで、マスク未着用など規定違反の検挙が4日午後6時までに22件に上った。
新北市金山区では6月末、閉鎖されている公営の屋外足湯施設に男女4人が侵入し、湯に足を浸けておしゃべりをしていたことが発覚。立ち入り禁止エリアに入ったとして、伝染病防治法違反で6万~30万台湾元(約24万~120万円)の罰金処分を受けることとなった。
新北市平渓区の滝、灰窯瀑布付近では7月3日、男女7人が水遊びをしていたことが発覚した。ただ、立ち入り禁止の発表後、1カ月の猶予期間が経過していなかったため、罰金はマスク未着用の最高1万5,000元のみとなった。
同じような違反にもかかわらず、罰金額に大差が生じたことが話題となり、「遊びに行く場所は、よく選ばなければ」など不謹慎ともとれる声も聞かれた。
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