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4大DRAMメーカー、Q2赤字額235億元


ニュース 電子 作成日:2008年8月21日_記事番号:T00009705

4大DRAMメーカー、Q2赤字額235億元

 
 域内4大DRAMメーカーである力晶半導体(PSC)、南亜科技、茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)、華亜科技(イノテラ・メモリーズ)は第2四半期、DRAM市場の不振によって合計の赤字額が235億台湾元(約822億円)に達し、上半期通期の赤字は542億元となった。これは、12インチウエハー工場1基の投資額の約半分を失ったことに等しい。21日付経済日報が報じた。
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 証券会社は、北京五輪の影響で中国の第3四半期の需要が例年ほど旺盛でないため、DRAM価格の反転はまだ先になると予想している。また、韓国のサムスン電子やハイニックス半導体が50ナノメートル製造プロセスの導入を開始したため、既存のDRAMのスポット価格、契約価格が共に下がり、第3四半期の赤字額はさらに拡大するとも指摘している。

 集邦科技(DRAMエクスチェンジ)も、欧州市場で需要が低下し、顧客も1カ月以上の在庫を抱えていることから、第3、4四半期のスポット市場の需給好転は困難と予測している。