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《ワイズ横丁》リサイクル食器ごみ急増、収集員が「皿洗い」に大忙し/台湾


ニュース 社会 作成日:2021年7月6日_記事番号:T00097074

《ワイズ横丁》リサイクル食器ごみ急増、収集員が「皿洗い」に大忙し/台湾

 新型コロナウイルスの市中感染拡大を受け、全土で外出自粛が要請され、5月26日からは台湾全土の飲食店で店内飲食が禁止となったことから、市民がテイクアウトやデリバリーサービスを利用する機会が増えている。これに伴い、回収されるリサイクル食器の量も大幅に増加した。しかし、リサイクル食器を洗わずに回収に出す者も多いようで、ごみ収集作業員には回収した食器の「皿洗い」という新たな仕事が加わっているという。

 台中市政府環境保護局の統計によると、今年5月の紙容器の回収量は約3,400トンと、1~4月の平均を90%(1,600トン)上回った。彰化県でも、1~4月の時点でテイクアウト用紙容器の回収量が、前年同期比13.7%増加していたが、店内飲食が禁止された5月下旬以降は倍増した。南投県国姓郷では、ここ1カ月のリサイクル食器回収量が4倍に増えた。

 台中市豊原区のごみ収集隊によると、紙製の食器や紙箱、ペットボトルの回収量が最も増えており、収集車は毎回、満杯になるそうだ。時間を節約するため、その場で分類などは行わず、拠点に戻った後、残業で洗浄や分類といった作業を行っている。これを怠ると、次の日に保管スペースがなくなってしまうという。

 台中市民は比較的、丁寧に分別してごみを出しているようだ。南投県や彰化県のごみ収集員は、このところ毎日、マスクを着用し、プラスチックごみと紙、ガラスを分類する作業に大忙しだ。大量のリサイクル食器の中から食べ残しや飲み残しを見つけ出し、油や臭いに耐えながら一つ一つ洗浄する必要がある。

 収集員によると、本来、洗っていないリサイクル食器は回収せず、その場で受け取りを拒否する。しかし最近は回収に出される量が多く、検査しきれないため、結果として作業員の仕事が増えている。

 リサイクル食器を洗わずに回収に出した場合、廃棄物処理法違反で最高6,000台湾元(約2万4,000円)の罰金が科される場合があるそうだ。ただでさえ大変な収集員の業務が軽減されるよう、協力したいものだ。

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