ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

北京五輪最後の望み、テコンドーも金取れず


ニュース 社会 作成日:2008年8月22日_記事番号:T00009709

北京五輪最後の望み、テコンドーも金取れず

 
 これまで北京五輪で金メダルを獲得できていない台湾代表は、「最後の希望」となるテコンドーで4人の代表選手が試合に臨んだが、いずれも決勝戦に進めず2大会連続の同種目金メダル獲得はならなかった。この結果、今大会で台湾が金メダルを獲得できる可能性は絶望的となった。

 テコンドー競技初日の20日に登場した朱木炎(57kg級)は、前回アテネ大会で台湾に金メダルをもたらした選手で期待が高かったが、2回戦でドミニカの選手に敗れた。朱木炎はその後、敗者復活戦を勝ち進み銅メダルを獲得したが、「国に申し訳ない」と期待に応えられなかった悔しさをにじませた。

 また朱選手の恋人で、同日行われた女子49kg級に出場した楊淑君もメダルに届かず、21日の男子68kg級に出場した宋玉麒は銅メダル、女子57kg級の蘇麗文も3位決定戦で敗れた。しかし、3位決定戦で足を負傷しながらも、勝負を捨てず何度も立ち上がって戦う蘇選手の姿に、馬英九総統も自ら電話を掛け、「金メダルよりも価値がある」と讃えたと報じられた。多くの台湾メディアも蘇選手の戦いぶりを大きく伝えた。