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ハンスター16年ぶり増産、中小型パネル楽観【図】/台湾


ニュース 電子 作成日:2021年7月8日_記事番号:T00097112

ハンスター16年ぶり増産、中小型パネル楽観【図】/台湾

 中小型液晶パネルメーカー、瀚宇彩晶(ハンスター・ディスプレイ)は7日、南部科学園区(南科)の第5.3世代工場のTFT液晶パネルの生産能力拡大に170億台湾元(約670億円)を投じることを董事会で決定した。前工程の生産能力拡大は16年ぶり。▽スマートフォン、▽ウエアラブル(装着型)デバイス、▽タブレット端末、▽ノートパソコン、▽車載用──など中小型パネルの生産ラインを新設する。2023年に稼働予定で、月産能力は16万〜17万枚へと、現在の14万枚から約2割増大する見通しだ。8日付経済日報などが報じた。

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 南科の第5.3世代工場は、ハンスターが現在保有する唯一の工場だ。非需要期でも稼働率は8割に上る。新設する中小型パネル生産ラインでは、ミニLED(発光ダイオード)、マイクロLEDバックライト搭載製品も手掛ける計画だ。

 ハンスターは、中小型パネルは幅広い製品に使われるが、パネル業界での増産規模はあまり大きくなく、長期的に安定した需要が見込めると説明した。

 ハンスターは1998年設立。2005年に南科第5.3世代工場で量産を開始後、設備投資は年間30億~50億元にとどまり、▽設備刷新、▽広視野角IPSなど新技術導入、▽ボトルネック除去──が中心だった。

 米中貿易戦争を受け、南科工場では昨年、後工程モジュール(LCM)生産ラインを1本稼働し、今年もう1本稼働した。

タブレット向け、世界3位

 ハンスターは、タブレット向けパネル出荷が、中国の京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)、群創光電(イノラックス)に次ぐ世界3位だ。アマゾン・ドット・コムやサムスン電子に供給している。

 新型コロナウイルス感染症の世界的流行で、テレワーク(リモートワーク、在宅勤務)やオンライン学習が広まり、タブレットやノートPC向けパネルは需要が増え、価格が上昇している。

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