ニュース 電子 作成日:2021年7月9日_記事番号:T00097141
スマートフォン向け光学レンズ最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)が8日発表した第2四半期純利益は前期比44%減、前年同期比40.7%減の29億6,000万台湾元(約116億円)で、過去8年で最低だった。製品構成の悪化と台湾元高による為替差損12億3,000万元が響き、粗利益率が60.33%と過去5年で最低となった。9日付経済日報が報じた。
林恩平・執行長は、7月の業績は6月より良くなると予想した。8月は一部の顧客から既に受注しているが、サプライチェーンなどの問題で様子見をしている顧客もあり、はっきりした見通しが立っていないと説明した。
テスラ向け急増か
林・執行長は、ある大口顧客からの車載用レンズの需要が急速に伸びており、来年の見通しも良いと指摘。今後、車載用レンズ事業専門のグループを設立する可能性があると表明した。
同顧客は米電気自動車(EV)大手、テスラとみられる。ラーガンは2019年、スマホ向けレンズに注力するため車載用レンズに投資しないと表明していたが、車載用レンズの高規格化が進み、世界で自動運転車の開発が進むにつれて車1台当たりの搭載数も増加したことで、再び車載用レンズに力を入れるようだ。
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