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失業給付、対象を65歳に延長へ


ニュース その他分野 作成日:2008年8月22日_記事番号:T00009716

失業給付、対象を65歳に延長へ


 行政院労工委員会はこのほど、失業給付の対象上限年齢を現在の60歳から65歳に延長することを柱とする就業保険法改正案を行政院に提出した。労働基準法の強制定年年齢が65歳に延長されたことを受けた措置。22日付工商時報が伝えた。

 また、給付期間も受給者が中高齢か心身に障害がある場合、現行の6カ月から9カ月に延長される。一般受給者の給付期間は6カ月に据え置かれる。

 給付水準はこれまで全加入者の平均給与の50%だったが、今後は夫婦いずれかの過去6カ月の平均給与の60%とする。この結果、給付額は所得に比例して高くなる。

 このほか、無収入の配偶者、未成年の子女、心身に障害がある子女を扶養する必要がある失業者に対しては、支給額を扶養者1人当たり(上限2人)10%増額する。

 平均給与が3万2,000台湾元(約11万円)のケースで見ると、支給額は現行の一律1万6,000元から最高2万6,340元に増額される。