ニュース 石油・化学 作成日:2021年7月12日_記事番号:T00097171
台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社が9日発表した上半期の純利益は1,326億5,200万台湾元(約5,200億円)で、上半期として過去最高となった。昨年上半期は199億7,100万元の赤字だった。欧米で新型コロナウイルス関連の規制が緩和され、経済が回復したことに加え、2月の米テキサス州の大寒波の影響で石油化学製品の価格が高騰したことなどが要因だ。10日付経済日報などが報じた。

第2四半期の純利益は前期比9.3%増の692億6,300万元だった。台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)は前期比35.2%増の202億3,100万元で過去最高だった。他3社は▽南亜塑膠工業(南亜プラスチックス、南亜プラ)、230億3,800万元(30.5%増)▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、123億9,000万元(3.8%減)▽台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)、136億400万元(24%減)──だった。
台塑の林健男・董事長は、新型コロナワクチン接種が進み、世界的に原材料の需要が回復して、顧客の購買意欲が高まっていると指摘した。
南亜プラの呉嘉昭・董事長は、コンピューターやネットワーク機器、家電など向け電子材料と化学製品が成長をけん引したと説明した。化学製品は、南亜プラが主力とするビスフェノールA(BPA)やフタル酸ジオクチル(DOP)などの価格が大幅上昇したと指摘した。
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