ニュース 電子 作成日:2021年7月20日_記事番号:T00097314
半導体製造装置業界関係者によると、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は開発を進めている3ナノメートル製造プロセスについて、IC設計の複雑さや高価な新型極端紫外線(EUV)露光装置導入による大幅なコスト上昇に直面し、チップサイズを若干大きくするとともに、EUVフォトマスク層を減らすなどの改善計画に着手したようだ。20日付工商時報が報じた。
業界関係者によると、EUV露光装置の価格は上昇が続き、下半期に発売される半導体露光装置最大手、ASMLの「NXE3600D」は1億4,000万~1億5,000万米ドルに上る見通しだ。
また、4ナノプロセスのEUVフォトマスク層は14層以下だが、3ナノプロセスは25層となり、受託価格が約3万米ドルに上昇し、顧客の発注意欲が低下する恐れがある。このためTSMCは、3ナノプロセスのEUVフォトマスク層を少なくとも20層に抑えるなどのコスト削減を行うようだ。
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