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《ワイズ横丁》ベトナム人講師のケーキ教室、生徒16人がコンテストで金賞/台湾


ニュース 社会 作成日:2021年7月22日_記事番号:T00097381

《ワイズ横丁》ベトナム人講師のケーキ教室、生徒16人がコンテストで金賞/台湾

 約20年前にベトナムから台湾へ嫁いできた新住民(90年代以降に主に東南アジアから台湾へ移住した人々)のキム・ゴック(卞柔勻)さんが講師を務める新北市のケーキ教室では、このほど開催されたベルギーの国際食品コンテストで生徒16人が金賞を獲得するという快挙を達成した。

/date/2021/07/22/19vietnam_2.jpgキム・ゴックさんは、今年の誕生日は韓国式ケーキを作り、新型コロナウイルス感染症の収束も祈ったと述べた(21日=中央社)

 故郷ベトナムで幼い頃からレストランの手伝いをしていたというキム・ゴックさんは、2000年に台湾へやってきた後も料理への情熱を失わず、16年からは透明のゼリーの中に着色したゼリーを注入して花や動物を立体的に描き出す「ゼラチナ・アーティスティカ」(フラワーゼリーケーキとも呼ばれる)にのめり込んだ上、19年には韓国の釜山市で開催されたケーキコンテストでみごとチャンピオンに輝いた。

 こうして腕を磨いたキム・ゴックさんは昨年、新北市新住民家庭服務中心の支援を受け、同市三重区渓尾街に教室を開設。新住民の女性や近隣に住む女性、さらにはプロのケーキ職人にもゼラチナ・アーティスティカやケーキ作りを教えるようになり、これまでケーキ作りの専門書を4冊出版している。

 そんな中、キム・ゴックさんは、ベルギーで開催されている国際食品コンテストが新型コロナウイルス感染症流行の影響で今年はオンライン方式で実施されるとの情報を知り、教室の生徒に積極的に出場するよう促した。

 その結果、キム・ゴックさん自身がクリームで作った花をふんだんにあしらった韓国式ケーキで金賞を獲得したほか、なんと16人もの生徒が金賞を受賞した。

 そのうちの1人、曽鈺珺さん(女性)は先天的な代謝不良により臓器移植を受けた後、長期間の療養を経てようやく健康を取り戻したものの、会社勤めは難しいため、キム・ゴックさんの教室で学び、注文を受けてケーキなどを作るようになった。

 今回のコンテストで曽さんは、ゼラチナ・アーティスティカと和菓子の2つの作品で金賞を獲得。大いに自信になったようだ。