ニュース 石油・化学 作成日:2021年7月23日_記事番号:T00097389
台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)の陳宝郎・董事長は22日、原油価格は第3四半期に1バレル80米ドルまで上昇する見通しで、同社の下半期の業績に有利に働くとの見方を示した。23日付経済日報が報じた。
陳・董事長は、▽石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」が8月から生産量を毎月日量40万バレルずつ増やすことで合意した、▽新型コロナウイルス変異種のデルタ株が猛威を振るった──ことを受け、先週はドバイ原油価格が一時1バレル68.6米ドルまで下落したと指摘した。第3四半期は欧米の経済活動再開に伴い、世界の石油製品需要が1日平均約9,800万バレルと新型コロナ流行前の水準近くまで回復し、原油の需要が供給を最大1日200万~250万バレル上回る見通しのため、原油価格は必ず上昇すると予想した。
陳・董事長は、第4四半期は原油の需給ギャップが1日120万バレルまで縮小し、原油価格が下落する見通しだが、下落幅は限定的と予測した。
このほか、陳・董事長は米ルイジアナ州で進める投資額100億米ドル規模の石油化学コンビナート計画について、今年末に投資効果を見直すと表明した。2度目の計画見直しとなり、完工時期が当初目標の2024年から後ずれすることがほぼ確定した。
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