ニュース その他製造 作成日:2021年7月23日_記事番号:T00097390
タイヤメーカーの泰豊輪胎(フェデラル)は22日、100%子会社、泰鑫建設と泰誠開発の全株式を競売方式により売却し、両社が所有権を持つ桃園市・中壢工場の土地資産を処分することを董事会で決議した。競売は8月18日に実施され、最低入札価格は100億4,400万台湾元(約395億円)に設定される。23日付工商時報が報じた。
中壢工場の土地は泰鑫建設が1万7,000坪、泰誠開発が2万7,000坪を所有しており、競売における泰鑫建設の株式に対する最低入札価格は43億9,400万元、泰誠開発は56億5,000万元となる。
フェデラルは、馬述健・董事長一族の勢力と、昨年同社に出資して筆頭株主となった同業大手、南港輪胎(ナンカン・ラバー・タイヤ)との間で経営権争いが激化している。
南港輪胎の法人代表としてフェデラルで董事を務める趙国帥氏は、今回の中壢工場の売却決定を「違法」と指摘し、まったく正当性を欠いているなどと批判した。一方でフェデラルが実施する競売に南港輪胎が参加する可能性もあると語った。
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