ニュース 医薬 作成日:2021年7月26日_記事番号:T00097415
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官の陳時中・衛生福利部長は25日、専門家によるワクチン諮問機関である衛生福利部伝染病防治諮詢会予防接種組(ACIP)が新型コロナウイルスワクチンの混合接種を認める基本方針を決めたと説明した。26日付経済日報が伝えた。
蔡総統は、27日から新型コロナウイルスの防疫レベルが第2段階(レベル2)に引き下げられるものの、自宅で東京五輪を観るのが最も安全で、外出する際にはマスク着用など防疫対策を忘れないようにと呼び掛けた(蔡総統FBより)
混合接種はアストラゼネカ製ワクチンを1回接種した人が引き続きモデルナ製、ビオンテック(BNT)製などのメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンを接種することを指す。
陳指揮官は「専門家は混合接種が可能だと考えている」としながらも、「スケジュールの検討が必要で、実施時期は決まっていない」と付け加えた。実施する場合には、優先順位1位の医療従事者、医療関係者、▽優先順位2位の警察を含む中央・地方政府の防疫担当者、▽3位の航空機乗務員や防疫タクシー運転手など高リスク業務事業者──を優先対象とし、1回目の接種から8週間以上している人に混合接種を行う。
蔡英文・総統は25日、フェイスブック(FB)を通じ、台湾全土で少なくとも1回のワクチン接種を受けた人は634万人で、人口カバー率が26.05%、延べ接種回数の人口比は27.02%となり、7月末時点での目標値(25%)を繰り上げ達成したと説明した。
これに先立ち、蔡総統は21日、民進党中央常務委員会で「最近ワクチン供給が徐々に安定化しており、これまでに890万回分を確保した。最近1週間でワクチン接種者が大幅に増えた」と述べ、7月末までに25%を達成するとの目標を掲げていた。
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