柯文哲・台北市長は24日、新型コロナウイルス感染症のワクチンを２回接種し、14日以上経過した記録をＩＣカード、悠遊卡（イージーカード）にひも付け、ワクチン接種を証明する「ワクチンパスポート」とする構想を明らかにした。まず公設市場で使用し、将来は使用範囲を拡大する考えだ。25日付自由時報が報じた。
柯・市長（右）は20日未明、市場でＩＣカードによる入場状況を視察した（20日＝中央社）
台北市政府の陳智菡・報道官は、新型コロナウイルスのクラスター（感染者集団）が発生した台北市の青果卸売市場３カ所で、衛生福利部中央健康保険署（衛福部健保署）のシステムとひも付けたＩＣカードで入場を管理していることの延長だと説明した。
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