ニュース 医薬 作成日:2021年7月27日_記事番号:T00097447
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)指揮官の陳時中・衛生福利部長は26日、日本政府が海外渡航用にいわゆる「ワクチンパスポート(接種証明書)」の交付を開始したことに関連し、台湾では当面ワクチンパスポートやトラベルパスを発行する考えはないと説明した。27日付自由時報が伝えた。
陳部長は「台湾ではワクチン接種率がまだ低い上、一部の人はワクチンを接種したがらない。ワクチンパスポートは一部の人の往来の利便性を制限することになる」と述べ、ワクチンパスポートの発行に慎重な立場を示した。指揮センターは今後、ワクチン接種と人権の双方に配慮した手法について、専門家と検討を進めていく方針だ。
一方、台湾大学公共衛生学院流行病学・予防医学研究所の陳秀熙・教授は「日本は国民のワクチン接種率がそれほど高くないため、ワクチンパスポートが必要だ」とした上で、「台湾ではワクチンが十分に確保でき、1回目の接種率が6割以上に達すれば、ワクチンパスポートは不要になる」との認識を示した。
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