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米国務副長官が中国外相と会談、台湾問題など言及/台湾


ニュース 政治 作成日:2021年7月27日_記事番号:T00097457

米国務副長官が中国外相と会談、台湾問題など言及/台湾

 シャーマン米国務副長官は26日、中国の王毅外交部長らと天津市で会談し、台湾問題をはじめ、中国側と対立している諸問題を取り上げた。米国側は「率直でオープンな対話」(プライス米国務省報道官)を行ったと説明したが、中国側は公式発表でシャーマン国務副長官の発言に全く触れなかった。27日付自由時報などが伝えた。

 プライス報道官によると、会談でシャーマン米国務副長官は▽台湾海峡、▽インターネット上、▽東シナ海、▽南シナ海──での中国側の動き、▽香港の民主主義に対する締め付け、▽ウイグル人に対する民族抹殺、▽チベットでの人権侵害、▽報道の自由制限、▽新型コロナウイルスの発生源調査──など中国側が嫌う問題に矢継ぎ早に言及したもようだ。

 シャーマン米国務副長官はまた、「米国は激しい競争で自国の競争力を強化することを歓迎するが、中国との衝突は望まない」と表明した。

 一方、中国の謝鋒・外交部副部長は、米中関係緊張の原因は米国にあるとし、「米国の一部の人物が中国を仮想敵と見なし、中国を悪魔化していることが根本的な原因だ」と主張。台湾問題などで米国が中国の「内政」に干渉することに反対する立場を改めて示した。

 シャーマン米国務副長官は米バイデン政権発足から半年で訪中した米外交当局者としては最高ランク。米中は今年3月、アラスカでの外交トップ会談で激しい応酬を繰り広げており、今回の会談でも双方の主張は平行線をたどった格好だ。