新型コロナウイルス感染症ワクチン接種意思登録・予約システムで27日午後２時より、ワクチン接種意思の登録受け付けが再開し、同日午後５時までに登録した40万人のうち、新たに選択肢に加わった高端疫苗生物製剤（メディゲン・ワクチン・バイオロジクス）のワクチン接種希望は25万3,416人に上った。総統府の張惇涵・報道官は28日、蔡英文・総統もメディゲンのワクチン接種意思を登録したと説明した。28日付自由時報などが報じた。
蔡総統は28日、台湾製のメディゲンのワクチンを選択したと表明。安全性や効果が認められるワクチンを提供しているので、安心してほしいと呼び掛けた（蔡総統フェイスブックより）
内訳は▽メディゲンのワクチンのみを希望、３万7,814人、▽アストラゼネカまたはメディゲン希望、7,186人、▽モデルナまたはメディゲン希望、２万8,540人、▽アストラゼネカ、モデルナ、メディゲンのどれでもよい、17万9,876人──だった。同日午後５時までにワクチン接種意思登録を行ったのは累計763万5,082人。
メディゲンは、域内向け500万回分を生産中で、第４四半期に供給できる見通しだと説明した。
張・報道官は、頼清徳・副総統は聯亜生技開発（ＵＢＩアジア）のワクチンを接種する意向だと明らかにした。ＵＢＩアジアのワクチンは緊急使用許可（ＥＵＡ）を申請中だ。
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